幸福と言う価値観

”もっとも幸せな国はどこか”



果実、海外のあるシンクタンクが
独自の調査結果を発表しました。



それによると、
第1位がバヌアツ。



日本人には馴染みのない、
太平洋に浮かぶ小さな島国です。



2位コロンビア、
3位コスタリカと

中南米の国々が上位を占める結果となりました。




調査には、

国民総生産といった
通常の経済指標を用いてはいません。



平均寿命や生活の満足度、
生きていくために必要な環境条件などを要素にしたデータを基に、

順位付けしたものです。




日本は178か国中95位。





先進国といわれる国でも、

ドイツ81位、
アメリカにいたっては150位という結果となっています。






むろん、今回の結果が全てを物語るものではないと思います。




しかし、
1位に選ばれたバヌアツの人の感想は

非常に興味深いものでした。





「わずかで満足できる。
それが、私たちのよさだ。」

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『足るを知る』ことを忘れた社会。




人は、そこでは

「モノやカネ」といった物質的な満足や

「地位、名誉、容姿」といった
外面的な満足を得ることを、

あたかも幸せであると思い込み、
ひたすらに追求していきます。




自らの中には

「本当にかけがえのない生命の宝」
がある。





日本人が忘れ去ってしまった価値観こそ、
自らを幸福の此岸へと
運んでくれるのではないでしょうか。