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『セルフメンテナンス~曙光~』というメルマガの過去の記事を中心としたブログです。 日常のふとしたこと、歴史の中の1ページ、社会の出来事などから自分をほんの少しだけ方向転換できる『雑学』はいかが?

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まったり亮。
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非公開
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現代社会の最先端ともいえるインターネットで生計を立てています。
ともすれば、見失いがちになる『人』への眼差しを自分自身も確認するために、このサイトとメールマガジンをはじめました。
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バイオリンの中には
「こんちゅう」がいます。
といっても、ムシの話ではありません。


直径1cm弱の丸い木の棒のことです。




バイオリンの表板と裏板の間に、
この1本の棒は
はめ込まれています。




この棒、
胴体の奥にあるので、
ふだん、外から見えることはありません。



ですが、

弦の振動を胴体に伝える重要な役割を果たし、
その位置の微妙な変化が、
楽器そのものの音色や音質を大きく左右します。



ビオラ、チェロ、コントラバス・・・。
バイオリンと同じ姿のこれらの楽器にも、
この「魂の柱」が見えないところに立っています。







名器「ストラディバリウス」が作られたイタリア。
ここでは、この小さな棒を「アニマ」と呼びます。


「アニマ」とは
「魂」「心」「生命」の意。


どんな名器であっても、
この小さな棒がなければ、
本来の音は出ません。



見えないもの、
表に現れないものが結果を決めるのが音の世界。




そして、そうした楽器で奏でられる優れた音楽は、
人々の魂を揺さぶり、
心を潤します。





小指よりも小さいたった一つの棒が、
その全てを握っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




自分自身の小さな「魂の柱」を磨く・・・


そして

「見えないほど小さなこと」
「陰に隠れた人々の支え」




そうしたものを、
もっとも大切にすることが、
日常を豊かにしていくのではないでしょうか?
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