一番大事なもの

萩本欽一さんに、青年の育成ということについて
ある記者が質問しました。




「『芸で大事なものは、
運か、
才能か、
努力か』
って聞くんです。
すると、だいたい
３０％ずつくらいに分かれる」


では、一番大事なものは？


「どれでもない。
僕は性格だと思う。
一緒に仕事したいと思わせるのは
“いいヤツ”なんです。
だから
『芸を磨くより、人間を磨いた方がいいよ』
って言うんです。」



人格が優れている人には、
運もついてくる。




いかにも、萩本欽一さんらしい言葉ですね。











富良野塾を立ち上げ、
脚本家や俳優の育成に
２０年以上取り組んできた
倉本聰さん。


授業料を取らず、
生活費を農作業で稼がせます。


極寒の地での人間修行であるとも言っておられます。





その倉本さんが、

今度は環境教育のための
富良野自然塾を開きました。


「人間を育てることは、
森を育てることよりも難しいですよ」
と。








自分自身を育て、
また自分の家族・兄弟の人格を陶冶していく。

あわただしい現代社会にあって、
それでもなお、最優先される事項ではないでしょうか？




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どこで、
そしてなにが人格を磨く場であるのか・・・。

それは、もしかすると
日常の中にあるのかもしれません。